ビットコイン、4時間で20万円幅下落──250万円記録の週明け相場

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ビットコイン下落

21日の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコインが急落した。

対日本円で一時250万円の高値を記録したBTC市場は、21日21時に急落。228万円台を記録し、4時間で約20万円幅下落した。

薄商いで下落傾向も強かった週末相場も、4週連続で上昇を続けるなど、地合いの強さを示していたビットコイン市場も、過去最高値後も続いた急ピッチな市場変動を受け、短期の利益確定売りも出やすくなっていた。

週末の上昇相場を織り込んだCMEの窓も、今回の下落で埋めた格好。仮に、窓埋めアノマリーが意識される場合は、次点の窓は18,020ドル〜19,155ドルと、2020年で3番目に大きい1135ドルのギャップが控える。

週明けのビットコイン市場は、米議会の共和党・民主党ら与野党党派リーダーが9000億ドル(93兆円)相当の新型コロナウイルス対策の追加経済対策案に基本合意に達したことを好感し、上昇で取引を開始していた。

米国の金融緩和とドル安の局面は長期化するとの思惑が改めて強まっていることを映したビットコイン市場環境下では、米国の政策動向への意識も高まっている。次期財務長官上院の承認を控えるイエレン氏が「強いドル」政策に引き戻すかなど、より多角的な見方の重要性が増している。

追記

英国の仮想通貨取引所Exmoで、仮想通貨(暗号資産)が流出するハッキング被害。ホットウォレットからビットコイン(BTC)、XRP(リップル)、ゼットキャッシュ(ZEC)、テザー(USDT)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム(ETH)の一部が流出した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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