新型コロナウイルス接触確認アプリ 厚労省がリリース

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新型コロナウイルス接触確認アプリ

厚生労働省は19日、新型コロナウイルス対策に使う接触確認アプリ「COCOA(COVID-19 Contact-Confirming Application)」を公開した。

iOS版はiOS 13.5、Android版はAndroid 6.0以降のバージョンにする必要性がある。

現時点で公開されているのは、iPhoneに対応するiOS版で、Android版は「Google Play」への反映に遅れが生じている。

新しいアプリケーションであることから、App Store上では未だ検索からのダウンロードには対応していない。新着アプリからの検索や、以下のリンクからダウンロードが行える。

COCOAは、アプリを入れた人どうしが15分間以上、おおむね1メートルの距離にいると接触した相手として記録され、濃厚接触した疑いがある場合に通知を受けることができる。

接触の可能性が通知された場合は、症状などを入力すると、病院への受診案内が表示される。

イメージ図

情報は暗号化され、電話番号や位置情報など個人や端末が特定できるような記録行われず、14日が経過すると、接触の情報そのものも削除される。

オックスフォード大学の研究では、人口の約6割がアプリを導入し、接触者を早期に隔離すると、ロックダウンを避けられるとしており、安倍総理もクラスター対策強化のため、多くの人がアプリをダウンロードして活用するよう呼びかけている。

非接触アプリ、ブロックチェーンを活用

このように、個人情報の入力が必要ないとする感染追跡アプリであるが、データプライバシーに対する問題を経験する欧米諸国では、プライバシーリスクの問題を懸念する声も出てきている。

匿名性を維持しつつ、データ処理を可能にするブロックチェーンの特性も、このようなコロナ対策の一環で注目されるポイントの一つにある。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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