仮想通貨取引所Zaif「大根カレー」を販売か|過去にはビットコインモチーフの高級時計も

Blockchain
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Zaifがカレーを販売か

株式会社フィスコが運営するZaif Exchangeは5日、取引所の名を冠した「カレー」製作を検討していることを明かした。

審査結果

審査の結果、「Zaif大根カレー」という商品名となることが決まった。キャンペーン対象商品との記載はあるが、Zaifトークンなどで実際に販売されるかどうかは判明していない。

過去の事例

テックビューロ・ヨーロッパ株式会社は2018年3月、世界的な機械式腕時計ブランドであるChronoswiss社と、人気の高い仮想通貨をモチーフにした 「クリプトデザイン」高級腕時計コレクションとして全5種を製作。

Bitcoin – the currency (BTC)

NEM – the harvest (XEM)

Ethereum – the contract (ETH)

Zaif – the exchange (ZAIF)

COMSA – the token (CMS:ETH、CMS:XEM)

クリプトデザイン時計

Zaif仮想通貨取引所にて、入札オークションによる限定販売を実施。100万円相当のZaifトークンで、腕時計数本が売れたとされる。

Zaifは、このような一風変わったマーケティングで賛否両論を巻き起こしてきた。2019年10月には、2600Zaifで400円相当の大根と交換している。

仮想通貨取引所Zaifは2018年9月、BTC、MONA、BCHの計約70億円相当が不正流出。旧運営元であるテックビューロは2019年8月に仮想通貨交換業を廃業すると発表。フィスコ仮想通貨取引所は2020年2月、テックビューロから事業譲渡したZaifとの統合を果たしている。

ザイフトークン(ZAIF)は、仮想通貨取引所「Zaif」の独自トークン。今回のカレーキャンペーンでは、仮想通貨交換業者の本分を逸脱しているなどといった批判も寄せられたが、その一方、「見方を変えれば、仮想通貨トークンで「モノ(物品)」を購入することで、価値の交換手段としてのユースケースを作っている。」など肯定的な意見もあるようだ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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