Zaifがカレーを販売か
株式会社フィスコが運営するZaif Exchangeは5日、取引所の名を冠した「カレー」製作を検討していることを明かした。
最近、APAホテルの広告に「APA社長カレー」が掲載されているのを見ました。調べると300万食も売れているようです。カレーの株主優待を行っている企業も増えています。さすが日本の国民食。そこで当社でも「(仮)Zaifカレー」を作ってみようと思いますが、皆様からアイデアを募集します。
— Zaif Exchange (@zaifdotjp) June 5, 2020
審査結果
審査の結果、「Zaif大根カレー」という商品名となることが決まった。キャンペーン対象商品との記載はあるが、Zaifトークンなどで実際に販売されるかどうかは判明していない。
審査の結果、「(仮)Zaifカレー」は「Zaif大根カレー」に決定いたしました!250以上ものアイデアをお寄せいただきありがとうございます。つきましては、7月に「Zaif大根カレー」を対象商品としたキャンペーンを実施します。
— Zaif Exchange (@zaifdotjp) June 16, 2020
過去の事例
テックビューロ・ヨーロッパ株式会社は2018年3月、世界的な機械式腕時計ブランドであるChronoswiss社と、人気の高い仮想通貨をモチーフにした 「クリプトデザイン」高級腕時計コレクションとして全5種を製作。
Bitcoin – the currency (BTC)
NEM – the harvest (XEM)
Ethereum – the contract (ETH)
Zaif – the exchange (ZAIF)
COMSA – the token (CMS:ETH、CMS:XEM)
Zaif仮想通貨取引所にて、入札オークションによる限定販売を実施。100万円相当のZaifトークンで、腕時計数本が売れたとされる。
Zaifは、このような一風変わったマーケティングで賛否両論を巻き起こしてきた。2019年10月には、2600Zaifで400円相当の大根と交換している。
ZAIFトークンで大根を買いたいとのことですが、何本ほど必要でしょうか?DMをお願いいたします。ウォレットに入金後の発送となります。#ZAIFトークンで買いたいもの でツイートいただければ、ご用意できるものは販売するようにいたします。 https://t.co/e6WEeBHOI9
— Zaif Exchange (@zaifdotjp) October 17, 2019
仮想通貨取引所Zaifは2018年9月、BTC、MONA、BCHの計約70億円相当が不正流出。旧運営元であるテックビューロは2019年8月に仮想通貨交換業を廃業すると発表。フィスコ仮想通貨取引所は2020年2月、テックビューロから事業譲渡したZaifとの統合を果たしている。
ザイフトークン(ZAIF)は、仮想通貨取引所「Zaif」の独自トークン。今回のカレーキャンペーンでは、仮想通貨交換業者の本分を逸脱しているなどといった批判も寄せられたが、その一方、「見方を変えれば、仮想通貨トークンで「モノ(物品)」を購入することで、価値の交換手段としてのユースケースを作っている。」など肯定的な意見もあるようだ。
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