リップルネットクラウド、導入拡大 導入企業17社のリスト公開

Blockchain
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リップルネットクラウド採用企業拡大

リップル社が新たに提供を開始したクラウドサービス「リップルネットクラウド」の導入が順調に推移している。

リップル社が新たに公開した情報で、リップルネットクラウドを利用する事業者17社のリストが公開。うち4社で新規の顧客が含まれていることがわかった。

以下の新規4社のほか、MoneyGramやBanco Rendimento、Viamericasなど多くのリップルネットの参加企業も導入している。

  • BCRemit
  • SpotOn Money
  • Lulu International Exchange
  • OrbitRemit

リップルネットクラウドは、リップル社が5月末に開始したクラウド基盤の決済ソリューションで、先日ブラジルのレンディメント銀行が初の銀行として利用を開始していることを発表している。

従来のハードウェアを用いるオンプレミス型と比較して導入や管理コストを大幅に削減する利点があり、新規顧客のシームレスなリップルネットへの接続をサポートできる点も、今回の新規4社の導入を後押しする。

仮想通貨XRPを利用するODLをオルタナティブ決済手段として導入しやすくなるメリットも特徴の一つにある。

新規採用企業

今回、リップルネットおよびリップルネットクラウドを新たに導入した企業は、BCRemit、SpotOn Money、Lulu International Exchange、OrbitRemitの4社。

BCRemitはイギリスで登録したオンライン送金企業で、アプリやパソコンを使ってイギリスからフィリピンへの送金サービスを提供している。

SpotOn MoneyはBCRemitと同様でイギリス本拠地で、外貨為替企業だ。マネックスグループ株式会社の傘下(Monex International Limited)で、グローバル規模で送金サービスを行っているという。

同じイギリス企業のOrbitRemitはSpotOn Moneyに似たFX企業で、フィリピンやベトナム、ネパールを含む39ヶ国以上に対応している。

Lulu International Exchangeはアブダビに本社を置くグローバル送金業者で、アジアや中東に向けて海外送金サービスを行っている。昨年リップル社主催の大型イベントSwellにも参加している。

参考:Ripple

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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