今週のニュース
一週間(6/6~6/12)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、中南米のエルサルバドルでビットコインを法定通貨とする法案が提出され可決。ビットコインの大きなマイルストーンとして記事に注目が集まった。
仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)がエルサルバドルの報道を受け反発して上昇も、4万ドル以下で停滞している。
このほか、中国の一部地域でマイニング禁止の方針が打ち出され、ビットコインのハッシュレートが急落するなど影響が出ている。また、エルサルバドルの動きを受け、国際通貨基金などが反応した。
今週のニュースランキング
1位:エルサルバドル大統領、世界で初めてビットコインを国の通貨として認める法案提出へ(6/8更新)
中南米のエルサルバドル大統領が、世界で初めてビットコインを法定通貨(国に認められた通貨)として承認するための法案を議会に提出する方針であることがわかった。
2位:ブルームバーグ・ストラテジスト「ビットコイン年内10万ドルの可能性と、イーサリアムの将来性について」(6/4)
ブルームバーグのストラテジスト、Mike McGlone氏は2日、月次レポートを発表。ビットコイン(BTC)価格の見通しや、イーサリアム(ETH)の分析などを公開した。
3位:金融庁、金融所得課税について見解を表明 仮想通貨税制は?(6/5)
金融庁は、金融所得課税に関する会議の内容を公表。損益通算や租税回避⾏為の防止策などについて話し合われるなか、損益通算を条件付きで認める意見も。なお、仮想通貨税制に関する言及はなかった。
相場ニュースランキング
1位:保ち合い下放れでビットコイン再び苦境、オンチェーンデータの後退も(6/8)
均衡が崩れ、日足のペナントを下抜けたビットコインが苦境に立たされている。Glassnodeの分析によるオンチェーンデータの後退も顕著に。
2位:ビットコイン6500ドルの大幅反発、エルサルバドルで法定通貨化の「歴史的転換点」迎える(6/10)
10日の暗号資産市場。ビットコイン価格は、前日比+12.5%の406万円(37,000ドル)と急反騰した。
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
ビットコイン法定通貨化、複数の懸念=国際通貨基金(6/11)
国際通貨基金はエルサルバドル共和国がビットコインを国の法定通貨にした動きを受け、さまざまなリスクが起こりうることを懸念している模様。
【リップル裁判】「XRPの有価証券性」に関する証拠開示 米SECが返答期限を延長(6/8)
SEC側は7日にリップル側が求める「XRPが有価証券に該当するとの主張に関する証拠開示」に対して、返答に関する期限延長の申し出をNetburn裁判官へ提出。
【全文】ビットコインの法定通貨検討、エルサルバドル大統領のスピーチを日本語で読む(6/8)
内容は瞬く間にツイッターなどのSNSで拡散されたが、スピーチ内容は英語であることから日本語で全文を読んだ方も多くはないかもしれない。
ビットコイン先物市場とは|清算価格や1年期先価格について解説(6/6)
BTC先物市場(CME)を元プロが解説。CMEのBTC先物の取引単位は1枚あたり5BTC、表記価格は1BTCあたりの米ドル建てとなっています。
大手採掘プールのビットコインハッシュレートが急落、中国内2地域が事業禁止を発表(6/10)
ハッシュレートが急落。新疆および青海でのマイニング禁止方針が実施され始めたことが原因とみられている。
物議を醸す、イーロン・マスクの仮想通貨関連ツイートまとめ(6/7)
米EV大手テスラ社のイーロン・マスクCEOは、これまでビットコインなど仮想通貨に関する発言を度々行い、市場に大きな影響を与えてきた。2021年に入ってからの、マスク氏の投稿をまとめた。