米国の4,600万人が仮想通貨を保有──NYDIG調査結果が反響

Blockchain
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仮想通貨保有する米国民の数

米国民を対象に行なった暗号資産(仮想通貨)に関する調査の結果が、注目を集めている。

大手メディアNewsweekは米時間11日、「4,600万人の米国人がビットコイン(BTC)を所有している」とタイトルをつけ、仮想通貨がメイストリームで広まり始めていると報じた。

この調査は、ビットコインに特化した技術や投資ソリューションを提供するNew York Digital Investment Group(NYDIG)が実施したもの。このデータは今年1月の調査結果であるが、NYDIGが今月公開したレポートに掲載したことから再度注目を集めた。

米国の総人口(3.3億人)を見れば、およそ7人に1人が仮想通貨を所有している計算だ。Newsweekは、保険に価格変動の大きなビットコインを利用することの是非などを報じている。

他の調査結果

NYDIGは今月、このデータを用いて、ビットコインの所有者がこれだけ多ければ、保険業界でもビットコインに関心が高まるのは当然であると指摘。先月には、1億ドル(約110億円)の資金調達を行い、これから世界の人々に向けて、ビットコインで支払いができる保険商品の開発を行うと発表した。

 

NYDIGが先週公開したレポートでは、生命保険や年金の加入者の47%が「ビットコインなどのデジタル資産を所有している」と回答。全回答者の約75%が、「ビットコインを利用できる生命保険や年金サービスについて学ぶことに関心がある」と答えた。

出典:NYDIG

またデジタル資産を所有していないと答えた人のうち、55%が「今後は所有を検討する可能性がある」と回答。21%が「過去には所有を検討したことがある」と答えた。

出典:NYDIG

今月結果を発表した調査は、3月22日に実施。年収が5万ドル(約548万円)以上ある米国民1,050人を抽出して行なったと説明している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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