ビットコイン、手数料高騰 半減期受け

Blockchain

ビットコイン手数料高騰

ビットコインの手数料高騰が続いている。

半減期を終えた5月12日以降、ビットコインの手数料は一時5ドル台まで高騰。2020年の平均手数料に当たる約0.5〜6ドルと比較して10倍水準に達した。

理由は、トランザクションの増加と半減期後のネットワークトランザクションの混乱だ。

1ブロックに容量限界があるビットコインは、許容量をオーバーしたケースでは、トランザクションごとに優先順位をつけて処理することになる。

経済原理に基いてマイニングを行うマイナーは、マイニングフィー(手数料)の高いものから順にブロックへと取り込むため、手数料の高騰に繋がる。

ブロック生成こそ大幅な遅延が発生していないものの、半減期以降、1度目の難易度調整を迎えていないビットコインネットワークの影響も見られる。(次回は2日後:20日12時前後)

Memプールのトランザクションは、半減期後に急増した8万件から5万件に若干の減少傾向を見せているも、Mempoolサイズは80Mバイトに張り付いている状況だ。

メモプールは、新しいブロックチェーン取引が承認される前の記録場所であり、正しいnonceを発見したマイナーが、メモプールからブロックを作成しブロックチェーンにつなげる権利を獲得し、ブロックが生成される。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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