ダラス・マーベリックスがDOGEを保有へ
米著名投資家Mark Cuban氏が持つNBAチーム、ダラス・マーベリックスが暗号資産(仮想通貨)DOGEを保有する方針を示した。
同チームは今年3月、試合のチケットや関連商品を購入する際の決済手段で、ドージコイン(DOGE)を採用した。DOGEを決済手段として採用した初めてのNBAチームで、チケットなどで販売した分のDOGEコインは現物のままチームが保有する。
DOGE決済の導入から約1ヶ月で約160万円に相当する関連商品がDOGEの支払いで売れているという。Cuban氏は受け取ったDOGEは、「1DOGEも売却しない」という方針を示している。
FYI, the Mavs sales in @dogecoin have increased 550pct over the past month. We have now sold more than 122k Doge in merchandise ! 🚀🚀🚀 We will never sell 1 single Doge ever. So keep buying @dallasmavsshop https://t.co/li32cdtcED
— Mark Cuban (@mcuban) April 14, 2021
Cuban氏がDOGEを選んだ理由は、楽しく人を引きつけ、PRになることを望んでいるからだとしている。
DOGEは14日に、大幅な続伸で一時時価総額10位に復帰し、1月末以降のトップ10入りとなった。また、過去1週間では+97%、一年間にわたって+約64倍を記録した仮想通貨の歴史ある銘柄だ。
高騰背景には米国の著名人が支持することが背景にある。Cuban氏のほか、テスラ自動車のElon Musk CEOも支持、度々SNSで関連の投稿を掲載して、バブル相場で新規参入者が相次ぐリテール市場を中心に人気がある。過去には、Robinhood投資アプリやTikTokのユーザーを巻き込むなど、業界外に関連する事例も見られた。
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