米SEC新長官候補Gensler氏、上院の承認投票が来月に

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議場投票へ

米証券取引委員会(SEC)の新長官に指名されたGary Gensler氏は、4月12日に上院における議場投票が行われる予定だ。

3月11日には上院の銀行委員会にて承認されたが、今回の発表まで議場投票の日程は決まっていなかった。そのため、昨年12月にJay Clayton元長官が辞任して以降、SECの臨時長官役はコミッショナーのAllison Herren Lee氏が務めている。

Gensler氏は仮想通貨・ブロックチェーンの理解者であることから、投資家の間で新長官に就任するかどうかが注目されている。先日の上院公聴会では、ビットコイン(BTC)やその他の暗号資産(仮想通貨)が決済や金融包摂に新たな考え方をもたらしたと評価する一方、投資家保護の観点から今までなかった課題にも直面しているとの見解を示した。

仮にGensler氏が承認されれば、新長官としての任期は今年の6月5日に満了する。6月5日とは、Clayton元長官の本来の任期に該当。一方、SECのルールでは、任期中に人事異動がなければ、任期満了後もおよそ18ヶ月の間、長官のポジションを続けることはできるという。

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