ハッシュレート先物が登場
海外仮想通貨デリバティブ取引所FTXは、ビットコインの採掘ハッシュレートに連動する独自の先物「BTC-HASH」の取引を開始した。ハッシュレートのデリバティブとしては、業界初となる。
この先物商品は、3つの契約期限があり、2020年Q3(7〜9月)、2020年Q4(10〜12月)、2021年Q1(1〜3月)と分かれる。精算価格は、当期のブロック総数における平均採掘難易度/1,000,000,000,000と算出される。レバレッジの上限は101倍。
発表によると、「約10分のブロック生成時間を維持するために、難易度(ディフィカリティ)調整が入るため、長期的には平均ハッシュレートは平均難易度に比例する」と説明されている。
流動性向上に従って、今後のビットコインネットワークに対する強気派と弱気派の先物ポジションから、難易度調整とハッシュレート推移がある程度想定できるようになる可能性もある。
注目されていた半減期直後のハッシュレート推移は、2日後までに-25%ほど大幅下落。ビットコイン報酬減額は、大手プール出力の順位交代を促し、半減期後に収益を高める新規業者も台頭し始めている。
参考:FTX
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