サムスン、量子チップ搭載ブロックチェーンスマホ「Galaxy A Quantum」を発表

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5G対応のブロックチェーンスマホ

韓国の最大手電子メーカー「サムスン」は、新たなブロックチェーン搭載スマートフォンを発表した。Galaxyシリーズのミッドレンジにあたる「Galaxy A Quantum」だ。(価格は日本円で約5.7万円)

この新型スマホには、ブロックチェーンによるID認証システム「Initial」が搭載し、キャッシュレスアプリ「SK Pay」などを利用する時に、利用者の個人検証として作動する。また、スマホの紛失・盗難時にも、個人情報が流出しないようブロックチェーンによって保護されるとして紹介。

最大のメリットは、ブロックチェーンと量子チップの統合によるセキュリティ強化だ。このスマホには、スイスのID Quantique社が提供するQRNG(Quantum Random Number Generator)と呼ばれる「量子チップセット」も搭載。このチップがLEDやCMOSイメージセンサーからの信号を基にランダムな数字を作成し、IDや認証を要求するSK Payで暗号キーとして使われる仕組みだ。(GSMArena参照)

一方、このモデルは以前販売されたGalaxyS20と異なり、仮想通貨ウォレットには対応しない。

14日のサムスンデベロッパー発表によると、サムスンのモバイルストア「Samsung Galaxy Store」に、仮想通貨プロジェクトトロン(TRX)のdAppsページが掲載されている。トロンは4月に、Samsung Galaxy Storeにおいて、初のブロックチェーンゲームプラットフォームとして統合されたと伝えた。

参考:sktele.com

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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