137ETHの入金を凍結、2019年のハッキング
最大手仮想通貨取引所バイナンスが、ハッキングで流出した一部の仮想通貨の凍結に成功した。
凍結に成功した仮想通貨は、2019年11月に韓国取引所UpBitからハッキングで流出したイーサリアムの一部。137ETH(約300万円)の入金を阻止し、アドレスを凍結した。
5月13日のWhale AlertでUpBitのハッキングに関わる137ETHがバイナンスに送金された通知を投稿。バイナンスCZもコメントを行い、資産の凍結を報告した。
Frozen, will work with #UpBit to verify and get law enforcement involved and hand off the funds.
Waiting for someone to complain on social media about us freezing funds. But fight bad actors, we must.
— CZ Binance 🔶🔶🔶 (@cz_binance) May 13, 2020
すでにアドレスは凍結させた。UpBitに連絡し、どのように法的執行機関と協力するか話し合う予定だ。
UpBitは2019年11月にハッキングされ、顧客資産に該当する計342,000ETHの流出を公表した。今年の1月、その一部に当たる20,520ETHがすでに資金洗浄を通して移送された報告が出た。
なお、被害に遭ったUpBitの顧客は、自社保有資産から補填に割り当てる対応がなされている。
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