Symbolの最新情報
暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)の新ブロックチェーンSymbolについて、最新情報が公開された。
NEMグループの最終ストレステストに合格し、22日に行われたNEMTUSの高負荷テストでも、ノードやブロック生成に大きな問題は確認されなかったと説明。日本時間23日夜8時(23rd Feb at 11:00 UTC)に重大発表を行うとしている。
#重要 なお知らせ
NGLのストレステストは合格しました✅
NEMTUSのテストでも大きな問題は見つかりませんでした👍
NEMTUSからのレポートが発表されます📢本日23日、日本時間20時に大きな発表があります👀✨#Symbol #nem $xym $xem #symbolplatform https://t.co/8YgsX9pTlp
— NEM 日本の窓口🇯🇵 / Symbol from NEM (@NEM_Japan) February 22, 2021
これに伴い、ネム価格は一時前日比20%高の75円まで急騰した。
Symbolはメインネットのローンチが迫っており、直近ではテストネットにトランザクションを送信してネットワークに負荷をかけるテストを実施してきた。スナップショット(権利確定日時)やメインネットローンチの日程の発表は、NEMTUSの負荷テストの最終結果を見てからになることがあらかじめ伝えられていた。
最終テストまでに大きな問題が報告されていないことから、コミュニティの間ではメインネットローンチへの期待が一段と高まっている。
NEMTUSのイベント
また22日に日本のコミュニティ主導で行われたNEMTUSのイベントでは、前回のイベントで再現した問題が修正されたかの確認と、デスクトップウォレットの機能の最終確認が行われた。
前回のテストで再現した問題とは、複数のトランザクションをまとめて処理する「アグリゲートトランザクション」という機能を利用して複雑なトランザクション(通称「Daoka砲」)を送信した際、ブロック生成が遅延して、複数台のノードが停止したという内容。このトランザクションには以下の処理を含んでいるが、通常の利用でネットワークにここまで負荷がかかることはほとんどないという。
イベント中は当初トランザクションの送信自体がうまく行われなかったが、イベント後に再度試した結果、ほとんどのノードが問題なく稼働していたことが確認された。
イベントでの事象における詳細は分析が必要だが、Symbolのネットワークの挙動についてNEMTUSは「概ね問題なし」としている。
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