XRP基軸採用のBitrue、Sparkトークンの事前取引(IOU)を開始へ

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事前取引(IOU)開始へ

XRP(リップル)基軸を導入する暗号資産(仮想通貨)取引所Bitrueが、Flare NetworksのSparkトークン(FLR)のIOU(借用証書)取引を6日から開始すると発表した。

FLRの実際の配布は2021年前半を予定しているが、将来的にFLRトークンと1:1で交換可能なIOUの取引を開始する。IOUはBitrueの取引システムに限定して取引されるが、実際の配布よりも前にFLRを収益化できる機会をユーザーは得ることができる。なお取引所が主導するIOUの発行は、Flare Networksが公式に関与しているものではない。

Flare NetworksはXRP Ledgerのユーティリティ・フォークとして、XRPネットワークにスマートコントラクト機能の導入を目指すプロジェクトだ。先月にはXRP保有者に対し、1XRPにつき約1.0073FLRの比率でエアドロップ(無料配布)することを発表した。

BitrueがIOU取引が可能になったのは、この配布比率が決定したためだ。すでにインドのGiottus、アルトコインを多く扱うPoloniexといった取引所がFLRのIOU取引を開始しており、これに続く。IOU取引では取引所の信頼性や流動性が大きなポイントになるため、XRP基軸を導入するBitrueの取引開始は以前から注目が集まっていた。

BitrueでIOU取引ができるのは「XRP/FLR」のペアで、取引で入手したXRPは出金もできる。なおFLRの取引には本人確認手続き(KYC)が必要で、正式な配布が行われるまでは米国とシンガポールのユーザーは取引は行えないとしている。

各取引所の対応は以下の記事にまとめ、随時更新を行なっている。

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