AWS障害の影響を受けた取引所
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の高騰時に、アマゾンウェブサービス(AWS)のシステム障害を受けていた取引所が複数あったようだ。
ビットコインは19日夜から20日の早朝にかけて大幅に続伸し、56,000ドル(約590万円)を突破するなど強勢を見せた。一方、19日23時〜20日1時の間、バイナンスやFTX、コインチェックなどの取引所は相次いで障害の報告を上げていた。
- 23時06分、コインチェック
- 23時46分、FTX
- 0時、GMOコイン
- 0時59分、バイナンス
【臨時メンテナンスの実施について】
本日23:06頃より、Coincheckにアクセスしにくい状況が発生していたため、ただいまより臨時メンテナンスを実施いたします。メンテナンス中は、Coincheckの全サービスがご利用いただけません。ご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) February 19, 2021
There is an AWS issue affecting multiple exchanges. #Binance is barely holding up, but seeing some caching balance sync issue for small number of users. Working on it.
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) February 19, 2021
一部のユーザーがSNSにウェブサイトやアプリへのアクセス問題を投稿。現在、一部の取引所はすでに復旧している。
障害の原因について、ITmedia NEWS などは「障害が起きたのは、東京近郊にあるAWSのデータセンターの一つ。サーバの冷却システムへの電力供給が正しく行われず、サーバルームの1区画の温度が上昇した結果、クラウド計算環境「Amazon Elastic Compute Cloud」(EC2)の一部インスタンスの電源が落ちた」と報道した。
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