週刊仮想通貨ニュース|XRPやDOGEが乱高下、VISAがビットコイン関連の新事業

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今週は、バイナンスによる複数アルトコインの上場廃止に関する記事に注目が集まった。上場廃止は定期的に行われているが、仮想通貨(暗号資産)市場が高騰している中で上場廃止などのネガティブなニュースに市場が敏感になっていると考えられる。

仮想通貨市場では、XRPやDOGEなどのアルトコインで米個人投資家グループによるパンプ&ダンプが行われ、価格が暴騰と暴落を経験した。

このほか、米ワイオミング州では、自律分散型組織(DAO)の法人化を認める法案が提出された。決済大手のVISAは銀行がデジタル資産サービスを提供可能となる新事業を発表している。


目次
  1. 今週のニュースランキング
  2. 相場ニュース|今週の市場の動きは
  3. 仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

今週のニュースランキング

1位:仮想通貨取引所バイナンス、4つのアルトコインを上場廃止へ

最大手仮想通貨取引所バイナンスが新たに4銘柄の上場廃止を発表した。流動性が減少した取引ペアに限らず、該当銘柄の取引を終了する。

2位:税率20%の分離課税対象、国内初のビットコイン証券化商品「BTCレバレッジトラッカー」15日取り扱い開始へ

eワラント証券株式会社は、2月15日より、個人投資家向けカバードワラントの新規銘柄として、ビットコインレバレッジトラッカーの取扱い開始を発表した。

3位:決済大手VISA、「銀行のビットコイン売買サービス提供」を可能にする新事業を発表

決済会社大手のVISAは3日、従来の銀行がビットコインなどのデジタル資産の売買サービスを提供できる仕組みを整える新事業を発表した。

相場ニュース|今週の市場の動きは

XRP(リップル)が50円台まで高騰、背景に米個人投資家グループの影

米ゲームストップ社の株価高騰(GME)や仮想通貨ドージコイン(DOGE)の高騰に関連し、海外SNSサイトRedditのWallStreetBets(WSB)など、個人投資家グループの動向が市場の関心を集めている。

上昇続くバイナンスコイン新高値50ドル台へ、XRPは暴騰・暴落で巨大な上髭

1日の仮想通貨市場では、XRP(リップル)が0.75ドル(77円)台まで暴騰後に暴落、一時35円台まで下落した。一部の米投資家グループを中心として、群集心理を巧みに利用したパンプ&ダンプが行われたものとみられる。

仮想通貨DOGE急騰 イーロン・マスク砲、再び

米テスラ社のイーロン・マスクCEOが4日。自身のツイートでロケットが月まで打ち上がる様子を映した画像を投稿。「DOGE」とのコメントを紐づけたことで、仮想通貨(暗号資産)DOGEの価格が再び急騰している。

仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

リップル社、米SECの提訴に対する反論文書を提出

米リップル社は29日、証券法違反をめぐり米証券取引委員会(SEC)に提訴されたことを受け、イニシャルレスポンス(最初の正式な反論文書)を裁判所に提出した。

仮想通貨ネム、Symbolアップデート及び最終ストレステスト予定

暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)の新チェーンであるSymbolのアップデートがリリースされ、重要な問題への修正や、ストレステストによって新たに直近で発見された二つの問題について報告された。

リップル社、RippleNetでSOC2認証を取得

リップル社は4日、総合送金ソリューション「RippleNet」でシステム・クラウドサービスの内部統制に関する外部監査の国際認証「SOC (System Organization Control) 」を取得したことを報告した。

グレースケール・レポート「3つの観点からイーサリアムの価値を考察」

米国の大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケール社は4日、イーサリアム(ETH)の価値に関するレポートを公開。主に3つの異なる視点(お金、消耗できるコモディティー、また利回りが発生するアセット)からイーサリアムの価値を考察した。

米ワイオミング州、自律分散型組織(DAO)の法人化を認める法案を提出

米ワイオミング州で、自律分散型組織(DAO)の法人化を正式に認めるための法案が提出された。

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