XRP(リップル)保有者向けのトークン配布比率が決定=Flare Network

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Sparkトークン、配布総数が決定

暗号資産(仮想通貨)XRP保有者を対象に日本時間12日にスナップショットを完了したSparkトークン配布の詳細がFlare財団から発表された。エアドロップの対象となるXRP(リップル)保有者は、1XRPにつき約1.0073FLRの比率で配布される予定だ。

受け取れるSparkトークン枚数=保有するXRP÷(全てのXRPーリップル社(関連企業含む)が保有するXRPー参加しない取引所が保有するXRP)×分配するトークン総数

以上の計算式が公開されていたSparkトークンの配布方法で、今回はFlare財団のデータ調査の結果、下記の受取枚数の数式に組み込まれる正確な数値が判明した。

分配されるトークン数は、当初想定された450億FLRから、約458億FLRに変更された。(下記データはスナップショット時点)

  • XRPトークン総数: 99,990,822,918
  • リップル社の保有するXRP: 54,172,271,587
  • スナップショット非対応の取引所の保有するXRP: 322,744,698
  • 分配するトークン総数:45,827,728,412

分配するトークン数は総発行枚数の45%(450億FLR)を想定していたが、リップル社の保有するXRPの内、同社がカストディしていた慈善団体(チャリティー)分が含まれていたことがあったことを理由に、分配する量の変更を実施。XRPトークンとSparkトークンの配布割合を可能な限り1:1の割合を保つ方向で調整した。

新たに加わる約8億FLR(差分)は、Flare財団の受取分(総発行枚数の30%)から補填される。

Flare NetworkはXRP Ledgerのユーティリティ・フォークとして、XRPネットワークにスマートコントラクト機能の導入を目指すプロジェクト。米リップル社の投資部門Xpringから出資を受けていた。

Sparkトークンのエアドロップは2021年前半がメドとされるFlare Networkのローンチ後、まず受け取れるトークン数の15%が配布される。その後最低25ヶ月から34ヶ月間、毎月約3%が対象者へ配布されると発表されていた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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