バイナンスCEO「Bloomberg 50」に選出
米ブルームバーグが選出する「Bloomberg 50(2020年版)」に、最大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスのCEO、CZ氏が選出された。
Bloomberg 50は、国際的なビジネス界に変化をもたらした企業のリーダーを毎年50人選出する企画で、同リストにはビジネス、エンタメ、金融、政治、科学など多岐に渡る分野から紹介するものだ。
仮想通貨界隈で最も高い影響力を持つ1人であるCZ氏は、米トランプ大統領やテスラ社のイーロン・マスクCEO、ソフトバンク・グループの孫正義CEO、最年少で「グラミー賞」を受賞したビリー・アイリッシュなど錚錚たる人物らと名を連ねた。
CZ氏に関する記事では、2002年から3年間ブルームバーグで勤務した経歴のほか、2020年のバイナンスの利益が前年の約6億ドル(600億円)から大幅増加、2020年には10億ドル(1000億円)まで増加していることなどを紹介。世界経済や金融市場に対する不安を背景に、デジタル通貨への資金流入につながったとしている。
仮想通貨のデリバティブ市場を牽引しているとして、世界各国の規制当局と連携をとっている点も紹介された。
参考:Bloomberg
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