スイスの仮想通貨銀行、テゾス関連サービスを開始

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Sygnum Bankにテゾス

スイスの仮想通貨銀行「Sygnum Bank(シグナムバンク)」がテゾス(XTZ)の取引およびステーキングサービスを提供することを発表した。Sygnum Bankはスイスの登録業者だ。

発表によると、テゾスの取引、ステーキングおよびカストディを新たに提供。テゾスはSygnum Bankが対応する初めてのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)系銘柄。ステーキングに関して、「年利は最大で5%」だという。

Sygnum Bankはスイスの金融市場監督機構(FINMA)から銀行業の認可を受けている企業で、シンガポールでも資産運用のライセンスを取得している。デジタル資産に関連するカストディ、ブローカー、トークン化サービス、資産管理、レンディング、およびB2Bバンキングなどの専門サービスを提供している。

今年の10月に、SygnumはSBIホールディングス株式会社と提携し、東南アジアおよび欧州でデジタル資産関連事業に投資するファンドを立ち上げた。また、5月より、仮想通貨XRPのカストディおよび取引にも対応し始めた。

新たなカストディ規格

テゾス関連の発表以外、Sygnum Bankはスイスのフィンテック企業Taurus Groupのカストディインフラ技術「Protect」とブロックチェーンノードクラスター「Taurus Explorer」を利用することを発表した。

Taurus Groupは機関投資家向けにデジタル資産の関連サービスを提供。同社の「Protect」を利用している企業には、同じくスイスの仮想通貨銀行SEBA Bankや、プライベートバンキング大手Vontobel、Arab Bank Switzerlandなどがある。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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