今週のニュース
今週は、追加給付金の要望書を提出との記事に注目が集まった。実現した場合、給付金の一部が投資に回されることも予想されている。また、10年の間移動させられることのなかったビットコインが移動されたことも話題となった。
仮想通貨市場は週前半にかけビットコイン、アルトコインともに上昇していたものの、中国の大手取引所OKExの出金停止騒動などが不安視され16日には一時下落した。
そのほか、リップル社の年次イベントであるSwell2020が開催されたほか、米国では資産運用会社が1億ドル超えのビットコインを購入、企業による巨額の購入例が目立っている。
今週のニュースランキング
1位:日本政府に対し追加給付金の要望書提出、景気刺激策が相場に与える影響
新型コロナの経済対策として、自民党有志グループが国民への「一律5万円」の追加給付案や「GoToキャンペーン」の延長・拡充を盛り込んだ、40兆円規模の追加経済対策などを求める要望書を菅政権に提出。
2位:10年眠っていたビットコインが移動
2010年にマイニングされたビットコイン(BTC)計1000BTCが、初めて移動したことが報告された。所有者も移動した理由も不明だ。
3位:出金停止中のOKExへ ビットコインの大口送金
仮想通貨銘柄の出金を停止したOKExへ、大口のビットコイン送金があったことがわかった。
相場ニュース|今週の市場の動きは
ビットコイン高騰、12000ドルを視野
10日の仮想通貨市場はビットコイン(BTC)高騰にアルト市場も連れ高し、全面高に。DeFiバブルの過熱感から利確売りが相次いでいたアルト市場も再び買い優勢となった。
ビットコインクジラ数は2016年の仮想通貨バブル前水準
1,000BTC(約10億円)以上保有するクジラの数は、2019年以降増加傾向にあり、2016年後半または2017年初頭にかけてのトレンドに酷似している。
ビットコイン高騰、好材料相次ぐイーサリアムに連れ高
13日の仮想通貨市場は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)が高騰。BTC市場では、地合いの好転や相次ぐ上場企業による仮想通貨購入事例など好材料が目立った。
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
リップル社の国際カンファレンス、開幕は「14日16時」──Swell2020 アジェンダ・登壇者情報
米リップル社が10月14日〜15日の2日間で開催する予定の年次カンファレンス「Swell2020」で、アジェンダと登壇者の詳細を発表した。
仮想通貨課税の国際指針──経済協力開発機構が日本含むG20に提案へ
経済協力開発機構(OECD)がG20の財務大臣に向けて税務レポートを発表、その中で、暗号資産の課税枠組みを準備していることを明らかにした。
現在のビットコイン価格は「割高か・割安か」──JPモルガンチェースが分析
BloombergQuintが、米最大手銀行JPモルガンチェースが分析するビットコイン(BTC)の価格とその展望について報じた。
ブロックチェーンを国家戦略に。|JBA寄稿
JBA(一般社団法人 日本ブロックチェーン協会)代表理事の加納裕三氏による寄稿となっており、同氏が繰り返し訴えてきた「ブロックチェーンを国家戦略に。」について解説を行って頂いた。
企業が100億円超のビットコインを購入──新たに資産運用会社、米国で事例続く
資産運用会社Stone Ridge Holdings Groupが、1億ドル(100億円)相当の価値を超える暗号資産(仮想通貨)ビットコインを購入したことがわかった。米時間13日に発表した。
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