東京株式市場、大規模障害で15年ぶりの全銘柄売買停止

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株式市場で前代未聞の事態

東京証券取引所(日本取引所グループ)は1日、国内株式市場に上場する企業の全銘柄の売買停止を発表した。

東証は「相場情報の配信に障害が発生したため」としており、注文受付も不可となる。上場株式2401銘柄だけでなく、「転換社債型新株予約権付社債(CB)」や、東京証券取引所の立会外取引である「ToSTNeT取引」についても売買停止となるなど、前代未聞の事態に陥った。

名古屋や福岡、札幌の証券取引所も取引停止となっており、現時点で復旧は未定。

1日10:00時点では、大阪取引所の売買(長期国債先物、株式先物)は通常通り行われているほか、国内大手「SBI証券」「松井証券」が提供するPTS(時間外)取引は可能なことが確認されている。

15年前にも大規模システム障害

過去のケースでは15年前の2005年11月、大規模システム障害発生に伴い、後場の13:30まで全上場銘柄が売買停止したことがある。

日経XTECHによれば、東京証券取引所(東証)の売買システムの中核を為す「株式業務サーバー」の立ち上げ処理が途中停止したことが原因だった。「デフラグに相当する東証による月次処理コンデンス実施の際、予期せぬプログラム破損が発生した」という。

ビットコイン動向

1日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン(BTC)価格は、前日比-0.41%の114万円(10,800ドル)となり、横ばいで推移する。

為替市場でのドルインデックスの急騰に伴い9月23日に1855.75ドルまで急落したゴールド(XAU/USD)は、1日 9:30時点で1885ドルまで反発している。

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