「モナコイン半減期終了、翌週にHTトークン焼却」注目ファンダとクリプト指標解説

Blockchain
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来週の注目ファンダ

来週の注目ファンダとビットコイン(BTC)のハッシュレート推移、難易度調整予想、クリプト指標について解説します。

DASHプラットフォーム アップデート v0.14

2020年09月08日(頃)

Dash Core Group(DCG)は、DASHプラットフォームのアップデートに伴い、ドキュメントのタイムスタンプ機能、コード品質の向上のためのDAPIクライアントの改善、テストの簡易化、配布パッケージの改善を行いました。

また、Dashプラットフォームは年末までにDashのテストネットへ統合され、それまでにさらに4つのリリースを予定しています。

次回は、2020年10月06日から2020年10月20日の間にプラットフォーム アップデート v0.15へのアップデートが予定されています。

MONA半減期

2020年09月09日

2020年09月09日(2,102,400ブロック)の半減期に伴い、ブロック報酬は25MONAから12.5MONAへ半減しました。

モナコインとは、日本の巨大掲示板サイト2ちゃんねるのソフトウェア板で、Mr.Watanabeによって開発されている日本初の仮想通貨です。

国内外で取引が行われているものの、取引高の約90%は国内仮想通貨取引所bitbankにて行われています。

HT四半期毎の焼却(Burn)

2020年09月15日(頃)

2020年01月よりHTの焼却サイクルは「四半期毎」から「月毎」に変更しました。

2020年08月15日に行われた焼却枚数及び金額は、2,769,393 HT(約13.5億円)であることが発表されています。9月度の焼却については、15日頃が予定されています。

BTCハッシュレート

先週のBTCハッシュレートの最低値は08月31日の122.4TH/s(前週比102.5%)、最高値は09月04日の126.3TH/s(前週比102.1%)でした。

BTCハッシュレート推移

一方でBTC価格の最低値は09月04日の約105万円(前週比88.9%)、最高値は09月02日の約125万円(前週比100%)でした。

BTC価格チャート

先週は、ハッシュレートは高水準であったものの、BTC価格の最低値と最高値で約20万円のボラテリティが確認されました。

BTC難易度調整

前回の難易度調整は、2020年09月07日21:48(647,136ブロック)に行われ、変動率は-1.21%となりました。

BTC難易度調整値

具体的な数字として、難易度は17.35 T(前回比98.8%)、平均ハッシュレートは124.12 EH/s(前回比98.8%)となっており、共に過去最高値周辺で推移しています。また、難易度調整の基準になる平均ブロック生成時間は10分08秒(前回09分40秒)となっています。

次回の難易度調整は、2020年09月20日に行われる予定です。

クリプト指標解説|寄稿:仮想NISHI

複数の国内大手ブロックチェーンメディアのアクセス数合計値を指数化したもの(CoinPost社集計:2020年1月比)。

一般的にクリプト業界で事象が発生した際、それを報じるメディアへのアクセスが旺盛となるため、世間が暗号資産(仮想通貨)にどの程度関心を持っているかを測る指数である。

指数上昇時は、高値圏または価格上昇時にあることが多く、8月度は1.53(前月比23.6%)と過去最高の前月比上昇率となった。反対に、指数が低下しているときは価格変動率が停滞している傾向にある。

CoinPost社各務氏は、CoinPostサイトへのアクセス数は出来高増加等に対し遅れて増加することがあると、過去に発言している。

寄稿者:仮想NISHI

「新しいお金。新しい世界。」を掲げる仮想通貨取引所TAOTAOのクリプトアナリスト。DECOCHARTやTASKALの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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