おはようございます、眞殿です。
世の中には収入によって、上流階級、中流階級、下流階級とおおよそ3つの階級があると多くの人が認識しています。
では、あなたは自分がどの階級に位置していると思いますか?
かつて、日本人の多くは「自分は中流階級である」と認識していました。
45年前から約20年前までは、75%ほどの人がそう感じていたのです。
しかし、その後、自分を中流だと感じる人は減少し、それぞれの階級をより明確に感じるようになったのです。
つまり、自分を富裕層だと感じる人と、自分を貧困層だと感じる人の差がはっきりとし、それぞれの認識がより確かになったのです。
そこで、私はある問題が起きていると感じています。
それは、自分が「相対的貧困層」であると感じている人は、45年前から変わっていないという点です。
「相対的貧困」とは、その国の文化水準、生活水準と比較して困窮した状態のことを指します。
これに付随する「絶対的貧困」とは、人間として最低限の生存を維持することが困難な状態を指します。
つまり、飢餓に苦しんでいたり、医療も受けられない状態が「絶対的貧困」であり、多くの人が思う「貧しい状態」です。
日本ではこのような絶対的貧困は少ないから大丈夫だと、多くの人は思いがちですが、問題なのは、日本の「相対的貧困」の多さなのです。
事実、日本の相対的貧困率の高さはG7の中でもアメリカに次ぐものとなっています。
誰の目にも明らかな絶対的貧困とは違い、他人からは中流に見えているかもしれない多くの人が相対的貧困に陥っているのです。
それは、もしかすると陥っている本人ですら気付いていないかもしれません。
だから私はこれを問題視しているのです。
今や、5〜6人に1人は相対的貧困である日本において、あなたの文化水準、生活水準は十分と言えるかどうか、今一度考えてみてください。
眞殿勝年
コメント
確かに下流階級層が周りに増えましたネ‼️ 残念ですが、自助努力も有ります。元気な日本を…目指しましょう❗️
そうですね、他人に頼るのではなく自力で乗り越えなくては何も変わりませんからね。
貧困に陥ることなく、充実した毎日を手に入れましょう。
相対的貧困増えている感はありますだからこそ、収入の、柱は、幾つか持つ必要が、ありますね、
自分がどの状態にあるかを把握すべきですね。
収入の柱はいつの時代もいくつも持つべきですが、今の時代は特にそうですね。
日本の文化であるお茶お華、歌舞伎、相撲、着物など、残念ながら日常で関わる事がありません。富裕層であったら、日常の中に組み込まれてくるのかな?と思いました。
そのような日本の文化を嗜むには、少なからずの金銭的余裕があって初めて楽しめるでしょうね。