Compoundがより分散化に
分散型金融プラットフォームのCompoundが独自の価格オラクルをリリースした。従来型のオラクルからパーミッションレスなOpen Price Feedへの移転の一環である。
オラクルは、ブロックチェーンネットワークの外にあるデータを、ブロックチェーン内に伝える役割を果たす。スマートコントラクトの正確な実行にとって必要不可欠な機能だ。マージントレードやレンディングを提供する多くのDeFiサービスはオラクルを導入している。
Compoundは、ユーザーがCompoundのインフラおよびプロセスに頼らず価格フィードを維持・更新できるために、Open Price Feedを開発している。
過去10日間に渡って独自のオラクルにおけるテストネットを行なっていた。それらの詳細はGitHubに掲載されている。
公式ブログによると、Compoundはユーザーが報告された価格のデータを取得できるための「アグリゲータ」を稼働させている。価格はパブリックAPIから直接取得することができるという。また、誰でもいつでもイーサリアムのブロックチェーンに最新の価格を掲載することができるよう継続的にアップデートされる記録帳を作成している。
さらに、ユーザーが現在のシステムステータスを確認するための価格ページも作成した。オンチェーンでも確認は可能だという。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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