「無関心が負の連鎖を作る」

ISM

おはようございます、眞殿です。

あなたは毎日の生活の中で「男女平等」ということを意識することはありますか?

先日行われた衆院選にて、外交、格差是正、環境や景気対策など11の項目から最も重視した政策を出口調査しところ、「ジェンダー平等の推進」と回答した人は、18、19歳で8.3%、20代で6.5%でしたが、30代で2.5%、40代と50代では1.5%に減少し、60代では0.9%、70代以上では0.6%にまで落ち込んだそうです。

つまり、「ジェンダー政策」が争点の一つだったものの、歳を重ねるほどジェンダー政策を重視しないことが浮き彫りになったのです。

現在、日本は先進国として「男女平等な社会づくり」が強く望まれる一方、ジェンダー・ギャップ指数において​世界156か国中120位という非常に残念な状況にあります。

その根本は、やはり若い世代以外の多くがジェンダーに対し無関心なことではないでしょうか。

もちろん、年齢を問わず男女平等であることを求める人も多くいます。

しかし、高齢者のとても多い日本では、どこか「自分には無関係なこと」という意識が働いているのかもしれません。

そして、もっと重要なことは、長くある一定の価値観を持って生きているとその価値観が凝り固まってしまうということです。

その価値観が良くも悪くも根付き、変化できない固定概念になってしまうのです。

人は全てのことを自分の物差しでばかり測ってしまうものです。

しかも、その物差しが1つしかない場合がほとんどです。

それでは周囲の人や他人を追い込むばかりでなく、自分の視野も狭まる一方です。

時代が何を求め、そこに生きる人々が何を変えていこうとしているのか、、それは常に変わり行くのです。

政治家や国に変化・改革を求めるならば、私たち自身が凝り固まった価値観と視野を持っていてはならないことに気付き、自分だけの物差しで測ることをやめましょう。

眞殿勝年

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