仮想通貨取引所FTX 米メジャーリーグとパートナーシップを締結

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FTXがメジャーリーグと提携

暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは、米プロ野球リーグ「MLB」と長期のパートナーシップを締結したことが分かった。

FTX側には、米国部門「FTX.US」のロゴが、MLBの審判服に取り付けられるなど、知名度を高める狙いがある。またMLB側には、FTXにイノーベーションをサポートしてもらえるというメリットがあるという。

FTXとは

FTXとは、「SBF」の通称で知られるサム・バンクマン・フリード氏が最高経営責任者を務める仮想通貨取引所。最近は、米プロeスポーツ組織「TSM」の命名権を獲得するなど、積極的にプロモーションを行なっている。

 

今回のパートナーシップは、正確には、仮想通貨取引所FTX.COMとFTX.USの運営企業であるWest Realm Shires Services Inc.と、FTX Trading Limited、MLBの三者間で締結された。米国に関する取り組みをFTX.USが、国際的な活動をFTX.COMが担当する。

審判服にFTX.USのロゴが取り付けられるのは、現地時間7月13日に開催されるオールスターゲームからだ。レギューラーシーズンやポストシーズンだけでなく、開幕前のスプリングトレーニングなどでも着用されるという。

また審判服だけでなく、試合の放送やMLBのホームページ、SNSのプラットフォーム等でも、FTXはプロモーションを実施することも可能。FTXは様々な場所で、知名度を高める取り組みを行うことができる。

今回のパートナーシップは長期に渡るとされており、FTXとMLBは今後も活動の詳細を発表していくとした。

関係者のコメント

FTXのサム・バンクマン・フリード最高経営責任者は、「多くの米国民が楽しむMLBの歴史と伝統に関わる、初めての仮想通貨取引所になれたことを光栄に思う」とコメント。そして、以下のように続けた。

FTXは日々、世界にポジティブなインパクトを与えられるように取り組んでいる。その目的を達成するために、MLBは最高のパートナーだ。

今回の長期契約の詳細について、年内にまた発表できることを楽しみにしている。

同氏は上記ツイートのスレッドで、製品や体験を提供し、MLBと共に成長していきたいと説明。さらに、MLB以外の組織とのパートナーシップを検討しているとも明かした。

MLBのNoah Garden最高収益責任者(CRO)はFTXについて、「進化を続ける仮想通貨業界で、すぐに世界的なリーダーに成長した」と高く評価している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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