日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」強化へ──ステイク、マイクロソフトの支援プログラムに採択

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マイクロソフトの支援プログラムに採択

日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」を開発するステイクテクノロジーズは6日、米IT大手マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたことを発表した。

この支援プログラムに採択されると、マイクロソフトから技術開発やビジネスを支援してもらうことができる。ステイクテクノロジーズはマイクロソフトと協業し、Plasm Networkをより強固なネットワークにできるように取り組む。

ステイクテクノロジーズは、異なるブロックチェーンの相互運用を実現するPolkadotにPlasm Networkを接続することや、他のネットワークとのブリッジを開発することなどに取り組んでいる。今年2月にはバイナンスら5社から、総額で約2.5億円の資金調達を行なったことを発表して注目を集めた。

 

すでにステイクテクノロジーズは6カ月以上の間、マイクロソフトと協業している。昨年にはマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure(以下、Azure)」を利用して、Plasm Networkのテストネットにノードを構築するプログラムを提供。約50のプロジェクトや個人が参加したという。

今後はマイクロソフトと協力して、Azureを利用した様々な計画を考案。Plasm Network上のノード構築に関する学習コンテンツを提供したり、マイクロソフトのマーケットプレイスでdApps(分散型アプリ)やインフラサービスを提供する計画がある。

また長期的なビジョンとして、Plasm Networkをより簡単に素早く利用できるようにするため、マイクロソフトのマーケットプレイスにソリューションの掲載を検討。日本の企業向けにPlasm Networkのソリューションを提供し、パブリックブロックチェーンの実用化をより容易に行える環境を構築できるよう目指すとも説明している。

さらにマイクロソフトのブロックチェーンサービスを活用し、Plasm Networkのエコシステムにおける技術を推進して、仮想通貨以外の領域でも利用されるように目指すとした。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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