Visa、ステーブルコインUSDC対応カードの発行を可能に

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VisaとCircle

大手金融企業Visa社が仮想通貨関連企業Circleを「ファストトラックプログラム」に加え、Circle社が発行するステーブルコインUSDCをクレジットカードに統合すると発表した。

Visaネットワークにおける6,000万以上の企業で法人取引時にUSDCが利用できる仕組みを整備し、USDCを活用したいVisaカード発行企業の選択肢に加える。

今回の事業では、CircleはVisaカードの発行企業がUSDCを組み入れるために技術的協力を行う。USDCに対応するVisaクレジットカードは決済時にUSDCを通して決済を実施することができるようになる。

Circleの代表Josh Hawkins氏はCoindeskの取材に対し、USDCを統合したVisaカードは2021年にローンチする予定と明かした。

また、Visa社の仮想通貨部門責任者Cuy Sheffield氏はSNSで、「Circleは企業クライアントがUSDCを利用できるように、最初のVisa法人カードを発行する予定だ」とコメントした。

Visa社は仮想通貨分野への事業拡大とともに、Visaのネットワーク基盤を活かした迅速な事業立ち上げを支援する「ファストトラックプログラム」の範囲を拡大し、より多くのフィンテック企業が参加できるようにしている。2日には、仮想通貨貸付サービスを提供するBlockFiもこのプログラムに参加し、決済額に対してビットコイン(BTC)を報酬として還元するクレジットカードを発行する計画を発表した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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