21種類の取引ペアを廃止へ
大手仮想通貨(暗号資産)取引所Bitfinexは17日、21種類の取引ペアを廃止することを発表した。
廃止の日時は日本時間の今月20日19時。これ以降、対象ペアのオープンオーダーはシステムによってキャンセルされる。廃止の対象となるペアは流動性が低下しており、ユーザーのトレードをより効率的に、かつ最適化するための対応だと説明している。
Bitfinexはこれまでも流動性低下を理由に取引ペアの廃止を行っており、今年も3月に、46種類、87種類のペア廃止を実施している。
今回廃止されるペアはビットコイン建が8種類、イーサリアム建が9種類、イオス、テザー、DAI、日本円のペアがそれぞれ1種類となっている。
今回廃止の対象となるのは以下。
ビットコイン(BTC)ペア
USDK(USK/BTC)、ODEM(ODE/BTC)、IOST(IOS/BTC)、Aion(AIO/BTC)、BnkToTheFuture(BFT/BTC)、Nectar(NEC/BTC)、Callisto Network(CLO/BTC)、OKEX(OKB/BTC)
イーサリアム(ETH)ペア
USDK(USK/ETH)、ODEM(ODE/ETH)、IOST(IOS/ETH)、ParkinGO(GOT/ETH)、Digix(DGX/ETH)、Cindicator(CND/ETH)、Time New Bank(TNB/ETH)、Augur(REP/ETH)、Status(SNT/ETH)
イオス(EOS)ペア
USDK(USK/EOS)
テザー(USDT)ペア
USDK(USK/USDT)
DAIペア
MakerDAO(MKR/DAI)
日本円ペア
Tron(TRX/JPY)
Bitfinexは20日の前に、オープンオーダーをそのまま放置しないようにユーザーにリマインドする予定だという。
参考資料 : Bitfinex
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