Bitfinexが一時的にダウン、現在は復旧
仮想通貨取引所Bitfinexのプラットフォームが一時的にダウンしていた。
Bitfinexは日本時間の本日午前5時25分に取引が停止。公式アカウントでは午前10時前には取引復旧について、以下のように発表した。
最終的には、日本時間の10時30分に取引再開が確認されている。
Our intervention is nearing a successful completion and the Bitfinex platform will be returning in view-only mode with the option to cancel open orders at 1:30 AM UTC, while trading will open after 10 minutes.
— Bitfinex (@bitfinex) August 13, 2020
私たちの修復作業はほぼ完了に近づいており、UTC(協定世界時)1時30分には、Bitfinexプラットフォームの表示専用モードでオープンオーダーをキャンセルすることが出来るようになる。その10分後に取引が再開する見込み。
ダウンタイムは5時間の取引停止となったが、ハッキング等の資産流出の影響はないとしている。
取引停止について
今回の取引停止時は、BTC/USDが1万1582ドル付近の価格を付けたポイントとなったが、再開後の価格急変動は確認されなかった。
今回、プラットフォームがダウンした原因についてはまだ明かされていないものの、Bitfinexは2019年2月にも仮想通貨の価格が高騰する局面で2時間以上ダウンしている。
仮想通貨取引所がこのように一時的にダウンすることは時折ある。過去には、米国版Binanceが8月7日に数時間予期せずダウン。5月にはBitMEXで2時間弱のサーバーダウンが発生、高まる取引量に対処し、引き金となっていたハードウェア面の問題をこれからさらに改善していくと発表した。
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