ゴールドマンサックス、独自トークン発行を検討=報道

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ゴールドマンサックスの動向

米メガバンクのゴールドマンサックスが法定通貨を裏付けとする独自トークンの開発を検討していることがわかった。

ゴールドマンサックスの仮想通貨やブロックチェーン等の開発・研究を行うデジタルアセット部門で、グローバル責任者を務めるMatthew McDermott氏がCNBCの取材に応じ、独自の法定通貨にペッグ(裏付けられる)するトークンの商用化を検討していると明かした。計画は、「初期段階にある」と説明している。

米国の銀行では、JPモルガンが独自ステーブルコイン「JPMコイン」を発表しており、同行もブロックチェーンの商用化に関連する事業に乗り出していた。デジタルアセット事業を強化する目的で、「JPMコイン」のプロジェクトに携わってきたOli Harris氏をデジタルアセット部門の役員として起用するなど、人事戦略も明らかになっている。

McDermott氏は取材で、トークンに限らず、ブロックチェーンは伝統金融市場の非効率な課題改善にも有効だとした上で、証券やレポ市場は「新たなスタンダード」になる時期が近づいているとの見解を示している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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