P2PレンディングのDharma、Uniswapを統合 2000銘柄以上の取引が可能に

Blockchain
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Dharma+Uniswap

「DeFi元年」と呼ばれる2020年の夏、プラットフォーム間の連携が着々と進んでいる。

大手分散型P2PレンディングマーケットのDharma(ダルマ)は分散型取引所Uniswap V2へのアクセスをモバイルアプリに統合した。この連携によって、DharmaのユーザーはUniswapで提供されるすべての銘柄を取引することができるようになった。Uniswapが取り扱うトークン銘柄の数は2000を超えている。

また、トークン取引の統合以外、価格のチャートや価格の知らせ、指し値注文まで機能を拡大。米ユーザーはデビットカードで毎週最大1000ドル(約10万円)の入金ができる機能も追加した。

Uniswapは中央集権型取引所ではないため、トークンの上場は審査などを経ずにそれぞれのプロジェクト側にリスティングされることができる。そのため、リスクの高いトークンも多く存在する。それに対して、Dharmaはモバイルアプリを通してユーザーに「審査されていないトークン」と、リスクを提示する措置をとる。

さらに、DharmaはUniswapでトークンの取引に必要なイーサリアムネットワークの「ガス」を代わりに支払う。8月では手数料とガス代が無料のキャンペーンを実施するという。DeFiの流行によって、ガス代も高騰。直近のイーサリアムマイナーは「1ETH=1,400ドル」の史上最高値を記録した2017年後半の仮想通貨バブルをも上回る過去最高の利益を得ている実態が判明した。

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