犯人の要求は仮想通貨と現金 北海道の役場に爆破予告

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仮想通貨を要求した爆破予告

北海道の沼田町役場に、仮想通貨(暗号資産)や現金を要求し、従わないと爆弾を仕掛けて爆破させるという予告メールが届いたことが分かった。

その後、犯人が予告した時間を過ぎても爆発は起こらず、これは嘘の脅迫だったとみられる。役場の中でも怪しい人物は確認できなかったという。警察は恐喝の疑いも視野に捜査を行っている。

爆破予告のメールが届いたと通報があったのは27日。捜査関係者によると、メールが届いたのは23日から始まった4連休の間だ。要求に応じなければ役場2階の女性用トイレに爆弾を仕掛け、29日正午ごろに爆破させるとメールには書かれていた。警察は役場の建物を巡回するなど対応に追われた。

仮想通貨に関係した詐欺・犯罪は後を絶たない。仮想通貨取引所やバラク・オバマ、ビル・ゲイツなど、著名なツイッターアカウントを乗っ取り、仮想通貨詐欺が行われた問題は記憶に新しい。

昨日は実業家の前澤友作氏が24日から毎日行っている“お金配り”で、「無料でBTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)をプレゼントする」などと謳った偽アカウントからの投稿が確認された。

投稿には「今日は別の抽選もやる予定です」というコメントに、実際の前澤氏のツイートを編集した画像が貼り付けられた。海外の認証マークがついたアカウントを悪用したフィッシング詐欺の可能性があるが、上述した乗っ取り問題との関連は低いとみられる。

参考資料 : 北海道ニュースUHB

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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