人気ゲームに賞金システム 世界的スポーツメディアが「Eスポーツにビットコイン統合」で新戦略

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ESPNのビットコイン参入

世界的スポーツメディアESPN Globalがビットコインを含む仮想通貨利用のブロックチェーン基盤ゲーミングプラットフォームを発表した。

リアルタイムでゲームに参加し、得点に応じて仮想通貨の報酬を得られる次世代ゲームの仕組みをプラットフォームとして提供する。リリース文によると、新たなプラットフォームはプレローンチ段階で、モバイルアプリとして機能する予定だ。

プラットフォームには、複数の人気ゲームを含めるほか、条件を満たしたユーザーに100万ドル分のビットコインが分配される宝探しゲームの「Satoshi’s Treasure」も統合する。ビットコインに限らず、複数のアルトコインもゲームで利用可能だとしており、仮想通貨の入出金においては決済企業Cryptopayの決済モデルを利用するという。

今回、具体的な銘柄への言及はないが、Cryptopayの対応銘柄にはイーサリアム(ETH)やXRP、ライトコイン(LTC)が確認された。

IEOの予定も

ESPNはスポーツメディアの重鎮でありながら、Eスポーツ業にも力を入れている。

今回の発表では、上述のゲーミングプラットフォームのほか、Eスポーツコミュニティ向けに独自仮想通貨SGT(Smart Gaming Token)の発行計画も明かした。

SGTはERC20規格のトークンで、発表されたゲーミングプラットフォームの初期登録者に無料で配布(エアドロップ)。また、SGTをIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファーリング)の形でも販売するという。

賞金をかけて参加したゲームやトーナメントでは、勝者に該当する仮想通貨(ビットコイン)が付与されることになるが、敗北または脱落したプレイヤーも大きな損失を追わないようSGTで損失が補償されるとしている。

参考:ESPNプレス

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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