バイナンスがドイツ投資会社と提携
最大手仮想通貨取引所バイナンスがドイツの投資会社CM-Equityとパートナーシップを結んだことを公表した。欧州での仮想通貨のトレーディングサービスの拡大がその目的としている。
CM-EquityはドイツのBaFinによるライセンスを持ち仮想通貨を含む資産管理や仲介業務を提供しているが、今回のパートナーシップ締結により、ヨーロッパ圏に住むユーザーはCM-Equityを介してバイナンスを利用することが可能になるとのことだ。
バイナンスのCEO CZは「CM-Equityとの提携により、バイナンスは現地の規制に即した形で欧州でのサービスを拡大できる」とし、その提携の狙いを語っている。
一方で、CM-EquityのCEOのMichael Kottも、「バイナンスの流動性の高さやその他サービスから得られる利益は大きい」と話し、双方にメリットがある点を強調した。
先日には、バイナンスは英国を含めた欧州で、独自のVisaデビットカード「Binance Card」をローンチすることを発表。8月から欧州経済領域(EEA)のバイナンスユーザーがカードの申請が可能になり、英国ユーザーも、その後に受付を開始するとして公表していた。今月に入りバイナンスは、欧州での業務拡大を進める動きが散見されている。
参考:バイナンス
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