複数国で通貨危機、日銀CBDC実証実験へ|ビットコイン・仮想通貨業界注目ニュース

今週のニュース

仮想通貨市場が続落する中、中国では、3000億円に相当する融資に、偽造された83トンの金地金が充てられていたことが判明し、当局によって捜査が開始され、大きな注目を集めている。

また、北欧のリトアニアはネムブロックチェーンを利用した中央銀行デジタル通貨の発行を予定しており、それに伴い通貨が先行販売される方向であることが明らかになった。

各市場の騰落率や取引所bitbankによる市場レポートはこちらの記事でお届けする。


目次
  1. 相場ニュース|今週の市場の動きは
  2. 仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

相場ニュース|今週の市場の動きは

右肩上がりのビットコイン「1年HODL」量が過去最高を更新、仮想通貨の行く末に強気

ビットコインが乱高下するなか、1年以上動かされていないBTC供給量が過去最高に達した。GlassnodeのCTOは、投資家の仮想通貨に対する信頼増加がHODL(長期保有)行動に繋がっていると分析している。

ビットコイン難易度調整、前回比「±0%」で完了 その意味は?

ビットコインネットワークは1日、マイニングの難易度調整を終えた。調整幅は「±0%」で、前回比と同水準の難易度を引き継いだ。前回比±0%で難易度調整を迎えたのは2010年以降10年ぶりで、難易度が1を超えたタイミング以降初めて。ビットコイン半減期後のハッシュレート推移が注目される中で、歴史的に稀な事例となった。

ビットコイン市場の8年後、個人需要のみで市場供給量を超える──仮想通貨デリバティブ取引所が試算

ビットコイン(BTC)に対する小口投資家の需要が、2028年までに新規供給量を上回ると予想するレポートが公開された。

ビットコイン先物出来高は前月比-40.3%、対照的にイーサリアム基盤市場が急拡大するワケ

今年6月のビットコイン現物市場の出来高は、前月比-31.9%、先物出来高は-40.3%以上減少した。反比例するように市場規模を拡大させているのが、イーサリアムベースの分散型取引所(DEX)だ。

米ビットコインファンド、200億円超の資金調達完了

米投資ファンド「New York Digital Investment Group(NYDIG)」が、ビットコイン(BTC)ファンドを運用するために、1.9億ドル(約204億円)を調達したことが米証券取引委員会に提出した書類で判明した。

仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

約200万のイギリス成人が仮想通貨を保有=FCA調査

イギリスの金融行動監視機構(FCA)の最新調査によると、3.86%の成人人口が仮想通貨を所有。最も知られている銘柄も明らかに。

「金メッキを施された銅だった」過去最大級、83トンもの偽造GOLDを融資担保使用=中国「武漢金凰珠宝」

新型コロナウイルスの初症例が確認された中国・武漢市で、新たなスキャンダルが発生した。3055億円相当の融資の担保に、偽造された83トンもの金地金が充てられていたことが判明し、湖北省が捜査を開始しているという。

リトアニア中銀、ネムブロックチェーン用いてCBDC発行 7月9日に先行予約開始

欧州バルト三国の一国 リトアニアの中央銀行であるリトアニア銀行(Lietuvos Bankas)が発行するデジタル通貨「LBコイン」、は今月23日の正式ローンチに先立ち、来週から先行販売が開始される予定だという。

日銀、デジタル通貨(CBDC)の実証実験へ=報道

日銀は中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の実現を見据えた準備を進めており、2日に技術面の論点をまとめたリポートを公表、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の実証実験を行う方針を明らかにした。

レバノン危機で通貨の暴落止まらず、ビットコイン「1satoshi」同等の価値に

深刻な経済危機を抱えるレバノン共和国で、法定通貨レバノン・ポンド(Lebanese pound)の暴落が止まらない。中東に位置するレバノンの法定通貨レバノン・ポンドは、わずか10日間で半分の価値を失い、歴史的な安値を記録した。

深刻化のアルゼンチン通貨危機

南米のアルゼンチンは経済危機の深刻化で、補助通貨のセンターボ(Centavo)がビットコインの最小単位の1 satoshiにまで下落している。

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