オーストラリアでのビットコイン普及か
豪州発の仮想通貨取引所Bitcoin.com.auが郵便局のオーストラリアポストと提携した。これにより、豪州居住者が、当地の郵便局でビットコインとイーサリアムを購入可能となった。3500箇所以上の郵便局でビットコインとイーサリアムを購入できるという。
購入方法は、アプリで購入金額を選び、郵便局で支払うだけ。決済は現金もしくは電子決済システム「EFTPOS」で行うことができる。本人認証を徹底するため、IDカードの携帯を必要とする。
Bitcoin.com.auのアリアンCEOは、郵便局と提携した理由について、より安心・安全な仮想通貨購入サービスを提供するためだと説明した。
多くの利用者は、オンライン送金よりも郵便局で直接代金を支払うことを安全と感じている。
Bitcoin.com.auの利用者は、すでにBlueshyftの決済ネットワークに参加している1500の小売店でも仮想通貨を購入できたが、郵便局との提携でサービス範囲をさらに拡大している。
米国ではセブンイレブンが参入
米国では先日、仮想通貨ATMを提供するLibertyXが全米2万店舗以上のセブンイレブンや大手薬局CVSとRite Aidで使えるビットコインの購入サービスを発表した。
利用者は事前にiOSかアンドロイドの専用アプリをダウンロードし、行きたい店舗と購入したい金額を選んで、直接レジで決済を行うという。
セブンイレブンや薬局、郵便局などの生活インフラで「ビットコイン」が購入できるようになることで、仮想通貨普及の後押しとなることが期待される。
参考:Aussies Can Now Purchase Bitcoin (BTC) At More than 3,500 Australia Post Offices
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