LINEグループで暗号資産事業を展開するLVC株式会社は12日、仮想通貨取引所BITMAXの公式ツイッター上で行なった推し暗号資産のアンケート結果を発表した。
投票数は約1500票で、ツイッターのユーザーを対象に行われた。対象者やアンケート形式はツイッターに則った形式で行われているもので、日本のコミュニティ比率を見る一つの指標となりそうだ。
ツイッターアンケートの選択肢は、ビットコイン、イーサリアム、XRP、その他の4択を選ぶ仕組みで、その他の通貨を選ぶユーザーは、推す銘柄をコメントで記入する形式で行われた。
得票数が最も多かったのは、その他のアルトコインで39.3%。個別銘柄ではビットコインが26%の首位、XRPが25.4%で2位と続いた。
#推し暗号資産 結果発表🎉
その他でも色々教えてくれたので
上位6つをご紹介🥺BITMAXスタッフの推しは
みなさんと少し違いましたよ🏆1,498件も投票をいただいて
とても嬉しいソーシャル担当です🍻ありがとうございました!#BTC pic.twitter.com/M5tQ6DACZK
— BITMAX (@BITMAX_JP) June 12, 2020
一方、その他のアルトコインの銘柄の中では、アカウント名の上で銘柄名を記入するハードルがある中で、ネム(XEM)が最も多い得票数の85票を獲得、NANOやChilizといった日本の上場銘柄ではない通貨も高い票数を獲得している。
LINEの独自通貨LINKも9票。コメント欄には上場を待ちわびるコメントも寄せられていた。
アンケート
LVC株式会社が運営するBITMAXは、初心者・新規層がユーザーとして多い取引所でもある。
LVC株式会社が4月に公開したユーザーアンケートでは、取引所を利用するユーザーのうち62%が「仮想通貨取引の経験がない」とする回答結果を発表している。
BITMAXは、日本で8000万を超えるユーザーが利用する大手SNS「LINEアプリ」からアクセスができる利点もある。BITMAXの魅力に関する回答でも、LINE内サービスから始められる便利さや、仮想通貨の少額取引の手軽さ、LINEグループの安心感などが上位の理由に挙がった。
現時点で取扱いがあるのは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5銘柄で、今年1月にも日本の新規銘柄としてLINEの独自仮想通貨「LINK」を取り扱う予定を発表している。(LINKに関わる追加リリースは現時点でなし)
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