レブロン・ジェームスの団体と提携
暗号資産(仮想通貨)プラットフォームのCrypto.comは28日、米NBA大物プレイヤーのレブロン・ジェームス氏の非営利団体と提携し、Web3.0(分散型ウェブ)関連のプログラムを数年間にわたって展開すると発表した。
「LeBron James Family Foundation(LJFF)」とCrypto.comは「Web3.0に焦点を当てた教育及び職業訓練(労働力開発)の機会をサポート」する。
Web3.0とは
Web3.0は、現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等の技術を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。
ジェームス氏は次のようにコメントを寄せた。
ブロックチェーン技術は経済、スポーツ、エンターテイメント、アートの世界や人との関わり方すら変えていこうとしている。私は、自分が生まれ育ったようなコミュニティが取り残されないようにしたい。
財団はジェームズ氏の故郷であるオハイオ州アクロンにて、「I PROMISE」というプログラムを行ってきた。プログラムは、地域の恵まれない学生を支援しており、1,100名の学生がプログラムを受けている。
また、現在は取り組みの一環として「House Three Thirty」と呼ばれる多目的スペースの設置を計画している。今回の提携によって、スペースで提供されるコンテンツが増え、学生はプログラミング教育が受けられるようになるという。
ジェームズ氏の所属するチーム「ロサンゼルス・レイカーズ」は、これまでにもCrypto.comとの関わりがあった。レイカーズのホームアリーナであるステープルズセンターは、Crypto.comが7億ドルを支払って命名権を取得したことで、「クリプト・ドットコム・アリーナ」という名前になっている。
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