グーグル、ブロックチェーン技術のチームを設立
米グーグルは新たにブロックチェーンに関するユニットを設立し、ブロックチェーン技術に本腰を入れるようだ。ブルームバーグが報じた。
「ブロックチェーンやその他次世代の分散型コンピューティングとデータストレージ」に特化したユニットは、仮想・拡張現実関連の研究を行う部署に設置されるという。
また、チームのトップにはインド工科大学(IIT)出身のエンジニア、Shivakumar Venkataraman氏がトップに就任するとされる
同氏はグーグルのインターネット広告のための高い可用性、スケーラビリティを備えたデータウェアハウス(データの倉庫)「Mesa」の論文などに携わっている。
メタへと社名を変更した旧フェイスブックと比べ、グーグルのブロックチェーンへの取り組みは、あまり表立ったものは見られてこなかった。
しかし、グーグルのキャッシュレスサービス「Google Pay」はコインベースやジェミニ、Bakktといった暗号資産取引所と昨年に相次いで提携を行っている。
昨年6月には、一時的な禁止など厳しい処理を行っていた暗号資産関連の広告について、方針を明文化したことも、市場の健全化などからポジティブに受け止められた。
そのほか、先日にもグーグルのコマース部門のトップ、Bill Ready氏が、仮想通貨企業との提携の機会を探っていると明かしている。
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