今週のニュース
一週間(7/4~7/10)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、米CNBCが調査したビットコインの将来価格についての記事に注目が集まった。また、国税庁が仮想通貨の税金に関するFAQを更新している。
仮想通貨市場では、ビットコインなどが反発を繰り返しつつも全体を通し下落の傾向に。ビットコインは過去最大級の難易度調整も行われた。
このほか、イーサリアムのロンドンアップグレードに関して実施日が確定しつつある。Visaは仮想通貨Visaカードで、2021年前半に約1100億円以上が使用されたと発表している。
今週のニュースランキング
1位:年末のビットコインの価格は? 米CNBC、ウォール街の投資家100名にアンケートを実施(7/3)
米CNBCは約100名のウォール街の投資家に対し、2021年末のビットコインの価格についてアンケートを実施。その結果を公表した。
2位:国税庁、仮想通貨の税金に関する最新取扱FAQを公開(7/6)
国税庁は、「暗号資産に関する税務上の取扱いについて」と題するレポートを公表。ビットコインなどの仮想通貨貸付に関する内容が追加された。
3位:仮想通貨投資家はビットコインを保有か、売却か? Glassnodeのオンチェーンデータ分析(7/9)
Glassnodeは8日、ビットコイン(BTC)供給量の保有年数を測る「HODL Wave」指標を基にした考察を公開。中・短期の保有(HODL)が進んでいることがわかった。
相場ニュースランキング
1位:過去最大のディフィカルティ調整でビットコイン底入れサインとなるか、今後の相場の方向感は(7/4)
今週のビットコイン(BTC)市場は、35,000〜36,000ドル台で上値を重くする展開が続く。また中国でのマイニング規制を引き金に、歴史的な難易度調整も行われた。
2位:大口ビットコイン投資家は買い継続 イーサリアムは売り圧低下を示唆するデータも(7/8)
7月第1週の市場は、ビットコイン(BTC)が水曜日にかけて36,000ドルまで回復。しかし上値は依然重く、週明けにかけてレンジ相場を継続した。
3位:日米株式市場大幅下落で仮想通貨市場全面安も、ビットコイン33000ドル台まで反発(7/9)
8日の米株式市場では、ダウ平均が前日比259ドル(0.7%)安の3万4421ドルに。東京株式市場では、日経平均株価が一時前日比500円安の2万7500円台まで下落した。
ディフィカルティ
ディフィカルティとは、マイニングにおけるブロック生成の「採掘難易度」のこと。
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」、8月4日の実施を提案(7/7)
イーサリアムのアップグレード「ロンドン」は、UTCで8月4日13時から17時の間に実行することが提案された。正確にはブロック高が1296,5000に到達した時点となる。
「失われたビットコイン400億円相当を求めて」8年前に誤って捨てた所有者が埋め立て地の捜索を計画(7/9)
とある英国の埋め立て地に、現在レートで約3億7800万ドル(400億円相当)のビットコインの秘密鍵が含まれたハードディスクドライブ(HDD)が眠っている可能性がある。
バイナンス、仮想通貨3銘柄の上場廃止を発表(7/10)
取引所バイナンスは、新たに3銘柄の上場廃止を発表した。 対象となる銘柄は、OST(OST)、Ripio Credit Network(RCN)、WePower(WPR)の3つのアルトコイン。
仮想通貨投資家が今、イーサリアムに注目する理由【CONNECTV・動画解説】(7/7)
依然として上値が重い市場で、ビットコインと比較し買い戻し意欲が強いイーサリアム。投資家が注目する理由とは。
仮想通貨のVisaカード、1,000億円以上の利用を記録 2021年前期(7/8)
米決済大手Visaが、ビットコインなど仮想通貨を使えるVisaカードで、2021年前半に約1100億円以上が使用されたと発表した。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用