Coinbase Cardの新規対応
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは、コインベースカードがApple PayとGoogle Payに対応することを発表した。
コインベースカードは、コインベースが発行するVisaのデビットカードで、ユーザーがこのカードを通してコインベースにある仮想通貨を支払いで使用できる。また、支払いから仮想通貨の還元(リワード)を得ることも可能だ。
Apple PayとGoogle Payに対応することで、ユーザーはそれぞれのアプリにコインベースカードを紐付けることができるようになった。また、これまでの利用と同じで、Apple PayとGoogle Payからコインベースカードを使った場合も、最大で4%の仮想通貨還元率を享受できるという。
DOGECOIN新規上場
併せて、コインベースはVISAカードの発表のほかに、コインベースが運営するコインベースProでDOGECOIN(ドージコイン)の新規上場を発表している。
コインベースProへの入金は米時間1日より開始し、ニューヨーク州を含むコインベースの全てのサービス対象地域で対応。6月3日PT時間9時以降取引が始まる予定だ。
また、提供する取引ペアは、DOGE/USD、DOGE/BTC、DOGE/EUR、DOGE/GBP、DOGE/USDTの5つとなる。
ニューヨーク州のビットライセンスを持つ米国の取引所の中では、Geminiが5月4日にDOGECOINの上場を実施した事例がある。コインベースに関しては、Brain Armstrong CEOは先日の決算説明会でドージコインの取扱いの可能性を示唆。「DOGEをはじめ、アセットのオンボーディングをどのように加速化させるか、検討している」と話していた。
現在コインベースは60以上の銘柄の取引に対応しており、直近では5月21日にSOL(ソラナ)の上場を発表したばかりだ。
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