2,000億円以上調達か、シリコンバレー代表的VC「a16z」の3つ目の仮想通貨ベンチャーファンド=報道

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2,000億円規模の仮想通貨ベンチャーファンド

米大手ベンチャーキャピタル「Andreessen Horowitz(a16z)」は3つ目の仮想通貨ベンチャーファンドで2,000億円以上(20億ドル)を調達する計画が浮上した。VCライターEric Newcomer氏が入手した情報による内容だ。

4月29日に、英誌Financial Timesはa16zが3つ目の仮想通貨ベンチャーファンドを計画していることを初めて報じたが、当時では約870億円〜1,000億円(8億ドル〜10億ドル)規模の新規ファンドを目指すとのことだった。一方、どの分野の仮想通貨企業やプロジェクトに出資するかは依然として詳細は明らかではない。

資金規模に関する情報が正確であれば、当初報じられた規模の倍になる。

a16zの最近の動向

シリコンバレーのリーディングVCとも言われるa16zはフェイスブックやインスタグラム、リフトを含む数百社の株式をポートフォリオに持ちながら、仮想通貨ベンチャー企業への出資も率先して行ってきている。4月に上場したコインベースのほか、リップル社やDeFi(分散型金融)大手Compound(トークン:COMP)、NBA Top ShotなどのNFT(非代替性トークン)を発行するDapperや分散型ストレージシステムArweave(トークン:AR)など幅広く最先端技術分野にも初期投資をしている。

また、最近では3月にはOpenSea、5月にはRTFKTといったNFTプラットフォームにも数十億円に相当資金を投じており、NFT分野への期待値を高めている状況だ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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