イーロン・マスク、テスラ社のビットコイン新規売却を否定

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テスラ社のビットコイン売却を否定

米テスラ社のイーロン・マスク氏は17日、テスラ社が「暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を売却していない」と発言。昨日から大幅下落し、テクニカル的にも反発しやすい日足サポートライン上まで急落していたこともあり、ショートの利確と押し目買いを伴う形で反騰を後押しした。

BTCUSD日足

これは、アナリストBitcoin Archive(@BTC_Archive)による「マスク氏の一連のツイート後、ビットコイン価格が20%急落した」との指摘に対するもので、マスク氏は「憶測をはっきりさせておきたい。テスラ社は保有するビットコインを新たに売却していない」とコメントした。

4月27日には、四半期報告書で保有するビットコインの内300億円相当を高騰局面で利確していたことが判明していた。

 

マスク氏の発言は、日本時間17日朝の投稿に関連するものと捉えて良いだろう。

17日未明、「テスラ社がビットコインを売却したら、ビットコイナーは腹を立てるだろう」との投稿に対し、マスク氏は「その通りだ(いかにも)」とツイート。これが様々な憶測を生み出し下落要因の一つとなった可能性は否めない。

 

財務戦略の一環として購入したテスラ社による、10億ドルを超えるビットコインの保有継続が認められた一方、テスラ社やイーロン・マスク氏がビットコインに対して懐疑的な姿勢も見せつつある中、売却していなかったことは「将来的な売り圧力が残っている」と捉える向きもあり、必ずしもポジティブとは言い切れないとの指摘もある。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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