テゾスのフランス拡大
フランスの1万以上のミニマート、タバコ店やガススタンドで、仮想通貨テゾス(XTZ)を購入することが可能になった。
テゾスの販売提供を行うのは、フランスのスタートアップDigycodeで、プリペイド券とクーポンの形式で仮想通貨の販売を手がけている。テゾスの開発チームであるNomadic Labsとの連携で実現したという。
これまで、Digycodeはビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、XRP、ダッシュの5銘柄のクーポンを販売していた。テゾスは6銘柄目の採用だ。
クーポンは、50ユーロ、100ユーロ、250ユーロの金額に分かれ、顧客はそれぞれの金額に応じた分のテゾスを買うことになる。購入制限については、Digycodeは一人あたり一日1000ユーロと設定する。
フランスのタバコ販売店やミニマートは日本のコンビニに似ており、市民に身近な存在であるため、ユーザーが仮想通貨を手軽く入手できるメリットがある。
フランスでは、4月に金融市場庁(AMF)が仮想通貨取引所に初の正規営業ライセンスを付与した。「デジタル資産サービスプロバイダー(DASP)」と見なされる仮想通貨交換業者はこれまで正式に規制されていなかったが、ライセンス制度を設けたことで、すべてのカストディおよび売買サービスを提供する仮想通貨関連業者はAMFに登録する必要がある。
参考:Digycode
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