PayPal傘下アプリVenmo、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨4銘柄の売買に対応

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Venmoも開始

米大手送金・決済企業PayPal傘下の大手送金アプリVenmoが、暗号資産(仮想通貨)売買への対応開始を発表した。Venmo残高やリンクされた銀行口座、デビットカードを使用して、最低1ドルから購入可能になる。

Venmoは、ネットフリックスやペプシとも提携する米国の個人間送金アプリ最大手。20年1月の第4四半期決算発表にて、Venmoの決済ボリュームは「年間11兆円」に達する規模だと判明している。

Yahoo.Financeの報道によると、Venmoは本日より、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の売買及び保管のサービスを始めたという。

親会社のPayPalは、すでに上記の4銘柄の売買サービスを提供しており、3月末より米国にてその4銘柄によるオンライン決済にも対応している。また、VenmoはPayPalと同様に、あくまでアプリ内での売買と保管であり、外部からの仮想通貨入金および外部への出金は現時点では対応していないという。

同社は昨年10月に米国で仮想通貨の売買サービスを始め、今年2月よりサービスをイギリスにも展開した経緯がある。

PayPalのDan Schulman CEOは、先日のオンライン・シンポジウムに登壇した際、仮想通貨決済だけではなく、スマートコントラクトを導入したトランザクションなど「基本的な取引からそれ以上の価値を提供できる」システムの構想について初めて言及した。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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