WisdomTreeのビットコインETP
米投資企業WisdomTreeが、ドイツの株式電子取引所「クセトラ(Xetra)」にビットコインの上場投資商品(ETP)を上場させたことがわかった。
WisdomTreeは、米国でビットコインETF(上場投資信託)を申請している企業で、先日、SEC(米国証券取引委員会)に受理され、審査段階に入った。
同上場投資商品は、ビットコイン(BTC)現物を裏付け資産とし、『WBIT』というティッカーシンボルで取引される。ビットコインのカストディサービスを管理するのは、ナスダックに上場したばかりの大手仮想通貨取引所コインベース(COIN)だ。
現在、欧州では多くの仮想通貨ETPが上場している。スイスのSIXなどではビットコインETPをすでに取り扱っている。
イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、XRP(リップル)、ポルカドット(DOT)などの関連上場投資商品も複数の仮想通貨投資企業によって提供され、活況を呈している。
一方アメリカ大陸では、ビットコインETFがカナダとブラジルに上場しているものの、SECの規制が厳しい米国で承認されていない。
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