XRPのETPが上場へ
英大手仮想通貨投資企業CoinSharesがXRP(リップル)の上場投資商品(ETP)をスイスの証券取引所SIXに上場させる予定が判明した。
As we continue to diversify our product offering, we are focused on providing exposure to those assets that resonate most with our client base.
XRPL is CoinShares’ second product launch of Q2, providing investors exposure to $XRP. https://t.co/ubFQODlNnA
— CoinShares 👩🚀 (@CoinSharesCo) April 13, 2021
このETP商品は、「XRPL」というティッカーシンボルとして上場し、1口=現物40XRPとなるという。上場の日程は具体的には言及されていない。
CoinSharesは欧州最大の仮想通貨投資企業で、約5.4兆円に相当する暗号資産を運用。先日は、ライトコインETPを発表していた。
XRPのETP商品のローンチは今回が初めてではない。2019年にスイスのAmun AGが「AXRP」というETPをローンチした経緯がある。
昨年12月末に、SEC(米証券取引委員会)がリップル社に対し、XRPの有価証券をめぐる訴訟を起こしたことに伴い、スイスの資産運用企業21Sharesが、提供する仮想通貨ETPのリストからXRPを除外した事例がある。
しかし、イギリスやスイスではXRPが有価証券と判断された先例はない。各国における規制方針に準拠する形で、CoinSharesはグローバル的資産としてXRP ETPのローンチを発表したものと考えられる。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用