LINEブロックチェーン、Thetaのインセンティブプログラムを開始
大手メッセージアプリ「LINE」の手掛けるLINEブロックチェーンは1日、分散型動画ストリーミングネットワークを展開するTheta Networkのユーティリティートークン「HEARTS」(TFUEL相当)の保有量に応じて、暗号資産(仮想通貨)LINKS(LN)を付与するインセンティブ・プログラムの開始を発表した。
お知らせ📢https://t.co/81EpsLa2HEのサービス内トークン「Heart」の保有数量に応じてLINKリワードをインセンティブとして付与するプログラムが開始しました🏆
詳細はこちらから🙋♀️
ぜひお試しください。@THETAtv
▶︎https://t.co/gaXjCC9ZmO pic.twitter.com/VB0QRWISPb— LINE Blockchain JP (@linebc_japan) April 1, 2021
Theta Networkは分散型の動画配信ネットワーク。ネットワーク全体で帯域幅(bandwidth)の共有することでインセンティブが受け取ることができる。
Theta NetworkはLINEのグループ会社LINE TECH PLUSと昨秋に提携を発表。ThetaはストリーミングプラットフォームTHETA.tv上でインターネットの帯域幅(Bandwidth)をシェアする分散型のエコシステムを提供しているが、日本の規制の関係上から配信システムにアクセスできなかった。
LINEブロックチェーンと提携することでLINEブロックチェーン上のdAppsとして日本ユーザーからも3月からダウンロード可能となっていた。動画コンテンツをストリーミングする際、余った帯域幅を他のユーザーと共有することで仮想通貨LINKと交換可能な「HEARTS」≒LINKリワードが配布される仕組みだ。海外では、TFUELトークンが報酬として付与される。
受け取ったLINKリワードはLINEの国内仮想通貨取引所BITMAXのBITMAX Walletで独自トークンLINK(LN)の受取申請が可能となる。
2021年絶好調の仮想通貨THETA
メインネットを2019年にローンチしたTHETAネットワークのガバナンストークンであるシータ(THETA)は20年後半から上昇を始めており、2021年に入り指数関数的な上昇を継続。4月1日時点で、Thetaの年初来騰落率は+623%を記録。現在時価総額12位に位置する。
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