英大手仮想通貨投資企業CoinShares、現物裏付けのイーサリアムETP(上場投資商品)をローンチへ

Blockchain

CoinShares二つ目のETP

米大手仮想通貨投資企業CoinSharesがイーサリアムETP(上場投資商品)をローンチする予定がわかった。同社が提供するビットコインETPに次ぐ二つ目の商品となる。

発表によると、イーサリアムETPは現物ETHを裏付け資産として発行され、約80億円規模のETHを運用する見込み。今後、スイスの大手証券取引所SIX Swiss Exchangeへの上場を予定している。

約4,200億円の仮想通貨資産を運用するCoinSharesにはイーサリアムに対する需要が高まっているようだ。先日、同社のMeltem Demirors首席投資責任者はFOXビジネスの番組で機関投資家によるイーサリアムへの資金流入について、「かつてない規模まで膨らみ始めている」と表現し、クライアントはビットコインのリスクを分散するために、イーサリアムなど長期的価値が見込める銘柄をポートフォリオに組み入れていると説明した。

CoinSharesが最初にローンチしたのがビットコインのETPで、今年の1月にSIX Swiss Exchangeへの上場を果たした。

スウェーデンでIPO

また、CoinSharesの株式は米ナスダックのスウェーデン証券取引所「Nasdaq First North Growth Market」に上場する予定がある。

Nasdaq First North Growth Marketに上場するのは3月11日で、「COIN」というティッカーシンボルで取引される予定だ。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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